紫野幼稚園の存在意義

2020.09.17 保護者の方へ

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 ここ数日間、入園説明会のこともあり「紫野幼稚園の存在意義は何か」「紫野幼稚園は今後どのような園であるべきか」ということを改めて考えていました。そこで今一度受け止め直したのは、「私たちの園には確固とした使命(ミッション)がある」ということです。
 1950年に「日本キリスト教団紫野教会附属幼稚園」として創立以来70年間、幾多の困難や時代の変化にも屈することなくこの地に園が立ち続けているのは、何よりも神の恵みであることを私は信じます。そしてそれと共に、「この地域にあって私たちの幼稚園が必要とされている」からこそ、紫野幼稚園は幼児教育の業を連綿と続けることができているのでしょう。本園は小さな幼稚園ではありますが、「地域の皆様に必要とされている」「神によって良質な幼児教育の業を託され、こどもたちと共に生き・育てる」という大切な使命が与えられていることを喜ぶものです。
 新型コロナウイルスの影響が世界中に広がっており、これからどうなっていくのか先が見えないような状況が続いています。しかし、神から与えられている使命の重さを喜びつつ、日々誠実にこどもたちと向き合い、良質の保育を提供していくことによって、こどもたちは何があっても大丈夫な「人」として大きく成長するはずです。
 「未来を生きるこどもたちを育てる」ことの大いなる恵みを感じつつ、お子様方を愛をもって大切に育てていく使命が与えられていることを感謝をもって受け止め、日々の保育を行っていきたい。今日はそのことを改めて心に刻みました。