アドヴェントに入りました

2024.12.03 お知らせ

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 本園は「学校法人紫野キリスト教学園 認定こども園紫野幼稚園」という名称です。この名が示しているように、私どもは1950年の開園から現在まで、74年間一貫してキリスト教の幼稚園であり続けています。
 そのようなキリスト教の幼稚園である本園では、年間を通してキリスト教の行事を守っています。1学期が始まってすぐには「イースター(復活祭。イエス・キリストの復活をお祝いする行事)」を行います。また、日程は毎年変わりますが、5月には「ペンテコステ」(聖霊降臨祭。キリスト教会の誕生をお祝いする行事)を行い、6月には「花の日」、11月には「収穫感謝日」などを行なっています。
 そして12月は、皆さんよくご存じの「クリスマス」(イエス・キリストの誕生日をお祝いする行事)を行います。「クリスマス礼拝・祝会」は、紫野幼稚園では一年間で最も大きな行事です。毎年12月20日前後の金曜日と土曜日に行ない、保護者の方に参観していただいています。年長児が聖歌隊になってキャンドルサービス(燭火礼拝)を守り、その後は聖書に記された、イエス・キリストの誕生の前後に起こった出来事を、全園児がページェント(聖誕劇)で演じて表現します。こどもたちが喜び楽しみながら演じる聖誕劇は、当事者であるこどもたちだけでなく、保護者の方々や教職員にも非常に印象に残るものです。本当のクリスマスの喜びを感じられる、他の一般的な園にはないキリスト教の園独自の雰囲気を感じていただけます。
 そのクリスマスの日が来ることを、喜びながら楽しむ期間が「アドヴェント」です。教会では、今年は12月1日からアドヴェントが始まり、12月22日(日)にクリスマス礼拝のときを迎えます。幼稚園でもアドヴェントに入り、12月20日(金)と21日(土)のクリスマス礼拝・祝会の日を心待ちにしながら、日々過ごしているところです。
 クリスマスの意味を心に刻みながら、こどもたちと共に歩んでいきたいと願います。