図鑑の魅力

2020.09.15 保護者の方へ

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 皆様のお子様は「図鑑」はお好きでしょうか。紫野幼稚園の園児は、ほとんどの子が「図鑑」が大好きです。毎日飽きることなく同じ図鑑を開いて、熱心に見入る姿をよく見ます。人気の図鑑になると、あまりにも読まれる回数が多いので1年も経たずにボロボロになってしまうほどです(園児の名誉のために申し添えますが、決して乱雑に扱っているわけではありません)。
 特に人気なのが「危険生物」「昆虫」「恐竜」です。「危険生物」は2年足らずで2回買い換えましたし、「昆虫」は各社から出版されているものを3種類揃えていますが、どれもすぐにボロボロになってしまいます。それを見ると「こどもたちは本当に図鑑が好きなんだなあ」と改めて感心させられます。
 さて、図鑑が好きなこどもに共通しているのは「様々な事柄に興味を持つ」ということです。図鑑を読んでいるうちにどんどん興味が広がり、対象となる「何か」についてもっと知識を得るために、さらにいろいろと調べたりと、学習効果も非常に高いことがわかります(幼児期に机に向かって文字や数字等の「お勉強」をするよりも、図鑑を読みふける方がずっと意味があると思います)。図鑑を読み込んでいるこどもたちは、まるで「小さな学者」です。そのような姿を見ていると非常に嬉しくなり、ついつい園の図鑑の蔵書が増えていってしまいます。
 これからもこどもたちの興味や好奇心を刺激できるよう、図鑑や絵本をより充実させていきたいと考えています。